健康な成人のアルロース血糖値抑制効果研究

アルロースの血糖値への影響研究

研究目的

アルロースが健康な成人の食後血糖値に及ぼす影響を評価する臨床試験を実施

対象者

糖尿病のない健康な成人30名を対象とした臨床試験

試験方法

無作為化二重盲検クロスオーバー試験を実施。被験者はアルロースまたはプラセボを摂取し、一定時間後の血糖値を測定

使用量と期間

7.5gおよび10gの投与群で効果を検証
試験結果は2021年2月26日に発表

研究結果

  • アルロース摂取群はプラセボ群と比較して、食後血糖値の上昇が有意に抑制
  • 7.5g投与群:平均差11(95%CI 3~19; p=0.005)
  • 10g投与群:平均差12(95%CI 4~20; p=0.002)

研究の結論

西洋人におけるアルロースの影響を評価した最大規模の研究であり、食後血糖値の上昇を抑制する効果が確認され、血糖コントロールの改善に有用である可能性が示唆された。

参考文献

Urita, M. et al. Rare sugar D-allose prevents postprandial hyperglycemia and hyperinsulinemia in healthy adults: A randomized, double-blind, crossover study. J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo) 62, 220-224 (2016).

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